出会い系サイトのプロフィールでは嘘がない程度にアピール
最終更新日 2021年3月9日
監修・著者 出会い系サイト愛好家 石渡 徹
出会い系サイトでお相手を探す際には、やはり相手のプロフィールをチェックするものです。自分がチェックするように、自分もチェックされているということを忘れてはいけません。
利用する方のほとんどが気になる人の内容をチェックしますし重視します。つまり、自己紹介の文章、そのものの書き方がひとつのポイントになってくるのです。
誠実に出会い系サイトでは嘘をつかないよう
出会い系サイトにおいては自分が誰かのプロフィールを見るように、自分もまた誰かから見られることになります。だからこそ、書き方がひとつのポイントになってくるのですが、大前提として嘘はつかないようにしましょう。
というのも、この場合の架空の内容というのは基本的に自分をよく見せようとするためだけの架空の記載ことです。要は、自分の見栄のためだけになります。
こういうのは、人を傷つけます。相手のために傷つくのが自分だけであればいいのですが、自分のために人を傷つけるというのはもっともやってはいけないことです。
仮に嘘をついて出会い系サイトを利用していても、結局困るのは自分です。せっかく仲良くなっても「ウソつき!」と嫌われてしまう可能性もありますし、つき続ける罪悪感で押しつぶされるようなこともあるかもしれません。
ただ、その一方でウソでもつかないと自分に自信が持てないという方もいるかもしれません。そういう場合には、まったくの架空の話ではない程度に仕上げていくようにしましょう。
もし過去に就職活動や転職活動をしたことがあるという方であれば、そのときの感覚を思い出しましょう。誰もが不実ではない程度に言い換えるといったことをおこなっていたはずです。
例えば、「オタクでライトノベルばかり読んでいる」というのと「熱中しやすいタイプで、趣味は読書です」というのとでは印象がまったく違うかと思います。自分を偽って大きく見せるではなく、いい印象を与えられるような言葉に言い換えればいいのです。
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あくまでもきっかけ
出会い系サイトにおけるプロフィールというのは、あくまでもきっかけです。ユーザーはキーワードなどで検索をかけたり、掲示板などをチェックしたりして、その中から何人かをチェックし、いいなと思った相手にアプローチをするのです。
プロフィールを見た段階ですべてを決めるわけではありません。だからこそ、嘘がない程度であれば、自分をちょっとよく見せたり、盛ったりするのはいけないことではないのです。
興味を持ってもらうという意味では重要ですが、もっと重要なのは興味を持ってもらった後でのやり取りです。どれだけ魅力的な自己紹介文を作り上げて公開していたとしても、やり取りがうまくいかないのではそれこそ見掛け倒しになってしまいます。
トラブルを招くこともあるので要注意
悪意があろうとなかろうと、真実と違う内容のプロフィールというのはトラブルを招くこともあります。作成した後には、改めて最終確認をするようにしましょう。
特に、結婚を見据えての真剣なお相手を求めている方や婚活を兼ねて利用している方というのは、ひとつひとつの出会いに対して本当に真剣に向き合います。そういった相手と仲良くなって、関係が進展していったときに発覚してしまうと大変なことになります。
例えば、職業をちょっとふざけて公務員にしていたのを忘れていて、相手に本当の職業を伝えたら相手が逆上してしまうということもあるかもしれません。結婚を考えて相手を探している場合には、書かれている情報はよく吟味されることになるでしょうし、それが本当のことであることを前提に相手はやり取りをすることになります。
実際に会っていて、お互いに結婚の話も出ていてという状態で発覚すると、それこそ裁判沙汰になってしまう可能性もあります。ただ、ついていたのであれば、それがどのようなものであれついていたほうが悪いということになるでしょう。
出会い系サイトのほうもさすがに嘘をついているユーザーをかばうことはできません。ついていたのであれば、どのような結果になってしまっても自業自得ということになるのです。
せっかく安心かつ安全に楽しめるのに、自ら危険の種をばらまくようなことはやめておくべきです。自分も良いお相手を探しているからこそ、不実のプロフィールが大きなトラブルを招く可能性もありますので、そのようなことはないようにしておきましょう。
嘘がない程度にアピールするための文章を書くというのは、出会い系サイトを安心でなおかつ、安全に使っていくためのコツでもあるのです。
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